最近は日本も新型コロナの感染者が増えているようですが皆さんはお元気ですか?
ペルーでは3月6日に初めて国内で新型コロナの感染者が確認されてから、徐々に感染が拡大していき、3月15日の夜に大統領の緊急会見で16日から2週間の
国境封鎖&全土ロックダウンが宣言されました。
「明日から鎖国ねっ」と言われても、「ペルーに来ている観光客はどうするんだ」と思っていたら、観光客が帰れないだけでなく、国外に出ていたペルー人たちも帰国できず、本当に多くの人たちが影響を受けました。
ペルーに取り残され帰国できない日本人観光客のニュースも日本でやっていたみたいなので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
朝日新聞デジタル ペルーで日本人250人足止め コロナで非常事態宣言
こうして人生初の鎖国&ロックダウン生活が始まったのですが、最初のうちは「2週間ぐらいなら」と呑気に、むしろ非日常感を楽しんでいました。
しかし!感染拡大は止まらず、
まさかの非常事態宣言の延長&延長からの延長・・・・。
ロックダウンのおかわりが続き、いつ終わりが来るかわからない状況の中ずっとほぼ引きこもりという、かなりストレスフルな状況でした。
マリネラのクラスも行けなくなっていたのですが、一か月過ぎたあたりからオンラインで再開され、ロックダウン前は週3だったクラスも今や週6で受けていて、コロナ以前より踊りが上手くなった気がするというのも皮肉なものです。笑
また、こうしてほとんどのマリネラアカデミーがオンラインクラスを始めざるを得なかった為、結果的に世界中の人が本場のマリネラに触れることができる状況が生まれたのは良い変化なのかもしれません。
結局、厳しいロックダウンは3か月半ほど続き、7月からは一部の地域を除き外出制限が緩和されました。今までは食料品や薬局などしか営業できていなかったのですが、一般の販売店などは定員の50%に入店を制限しながら、お店に入る前に検温&アルコール消毒という対策のもと再開され、少しずつ経済が動き出しました。
しかし、外出制限の緩和&経済活動の再開に伴って当然ながら感染者数も拡大してしまい、現在のペルーは感染者数では世界で7番目に多く、人口100万人当たりの死者数ではイギリスに次いで世界でも2番目というかなり悲惨な状況です。
こういう状況なので、外出制限は緩和されたと言っても
今現在もペルーは非常事態宣言下にあります。
長引いたロックダウンで経済は疲弊していて、元通りになるにはどれぐらいかかるのか…
経済の悪化は治安の悪化に繋がります。感染拡大を抑えながら、経済を守るというのはとても重要で難しい課題です。
日本でもGoToトラベルのゴタゴタ等を見ると、どの国もこの課題に苦戦しているみたいですね。
まあ、ペルーはこういった状況ですが、とりあえず私たちは元気です!
ペルーも日本も早くコロナの感染が落ち着き、平穏な日常が戻りますように…。
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