久しぶりの更新♪
今回は、ペルーのコーヒーについて書いてみようと思います♪
私たちはコーヒーが大好きで、朝はもちろん、昼ご飯後や練習前後など、リラックスしたい時やスイッチを入れたい時、様々な場面でコーヒーを飲みます。その分消費量も激しく、先日、「メルカド・セントラル」というトルヒーヨ中心部の市場にあるコーヒー屋さんにお豆を2キロ買いに行きました。笑 そのお店の様子をパシャリ。頼まれた量のお豆を挽いて販売するというシンプルなお店です。その名も「バレンティーノ」!!
この「バレンティーノ」さんはペルーのフニン州にあるチャンチャマヨという産地のコーヒーを取り扱っていました。チャンチャマヨのコーヒーは国内のブランドコーヒーとして認知されていて、よく見かける名前です。
隣のコーヒー屋さんもパシャリ。こちらもチャンチャマヨのコーヒーを販売していました。
こちらにはエスプレッソマシーンが置いてあって、カプチーノやアメリカーノのテイクアウトもできるみたいです。
コーヒー栽培が盛んなペルー
実はペルー、コーヒー生産量が上位7位という、世界でも有数のコーヒー生産地なんです!
ちなみに世界のコーヒー豆生産量 国別比較統計・ランキングの上位7位まではこちら。(グローバルノート - 国際統計・国別統計専門サイトより引用)
・2018年度のデータです。
・各国のコーヒー豆生産量と国別順位を掲載しています。
・単位はトン
・各国のコーヒー豆生産量と国別順位を掲載しています。
・単位はトン
1位 ブラジル 3,556,638
2位 ベトナム 1,616,307
3位 インドネシア 722,461
4位 コロンビア 720,634
5位 ホンジュラス 481,053
6位 エチオピア 470,221
7位 ペルー 369,622
ペルー国内には、コーヒー栽培に必要な”一日の気温差”や”降雨量”、”日照時間”などの条件が揃う地域が北から南まで全国に存在しており、ペルー各地の様々な場所でコーヒーが栽培されています!
北部:国内のコーヒー生産の43%を占めており、ピウラ、カハマルカ、アマソナス、サン・マルティンで栽培されています。
中部:国内のコーヒー生産の34%を占めており フニン、パスコ、フアヌコ、ウカヤリで栽培されています。
南部:国内のコーヒー生産の23%を占めており、アプリマク、アヤクーチョ、クスコ、プーノで栽培されています。
コーヒーはたとえ同じ品種を栽培していても、栽培環境のちょっとした違いが出来上がりの風味に大きな影響を与えます。ペルー国内でも産地によって感じる風味や酸味、口当たりに違いがあるそうなので、各地のコーヒーを飲み比べる旅をしてみたいなーなんて思ってます♪
独特なコーヒーの飲み方
そして、ペルーのコーヒー屋さんでは「コーヒーエッセンス」(Esencia de Café)という、コーヒーを濃ーく抽出したものが瓶やボトルに入って売られています。私は小さなレストランやピウラにある義母の実家で何度か飲んだことがあるのですが、たっぷりのお湯がはいったカップに、好みの量のコーヒーエッセンスを自分で入れて飲みます。日本では見慣れない飲み方なので、何も知らずにこのセットがでてきたら、「え?お湯と、、、醤油?」ってなりそうですね。笑
コーヒーエッセンス(Google画像より引用) |
まわりのペルー人のコーヒーの飲み方を見てみると、結構皆さん薄めが好きなようで、たっぷりのお湯に少量のコーヒーエッセンス、そしてそこにたっぷりの砂糖を入れるんです。ドリップコーヒーをブラックで飲むのが好きな私たちからしたら、薄っ!甘っ!と思ってしまうんですよね。。。笑
でもコーヒーエッセンスは好みの濃さに簡単に調整できるし、そしてお菓子作りなどにも使えるので万能だなーと思いました!まさにインスタントコーヒーの役割。温めたミルクにいれてラテのように飲んでも美味しそう♪
ペルー国内のコーヒー文化
実はペルーで生産される高品質のコーヒーのほとんどは海外に輸出されています。ペルーと日本で比べると圧倒的に日本人の方がコーヒーを消費していて、コーヒー文化は明らかに日本の方が発展しています。コーヒー生産国とはいえ、コーヒーの需要や価値はまた別なんですね。
しかし最近は若い世代を中心にスペシャルティコーヒーの存在や、コーヒーの味を引き立たせた美味しい飲み方が広まっていて、品質や淹れ方にこだわったお店がどんどん出てきており、それによって国内のコーヒーの価値も上がってきているようです。スターバックスもペルーでその一役を担っていますね。個人的には、せっかく美味しいコーヒーが栽培できるのだから、もっとペルー人がペルーのコーヒーを美味しく飲んでほしいなって思います。もちろん、ペルーの高品質のコーヒーが海外で評価されるのは嬉しい事なので、これからの国内のコーヒー文化の発展に期待しています♪
まとめ
ペルーのコーヒーは日本にも輸出されています。ペルーに移住するまで、私モニカはスターバックスで働いていたので、日本のスターバックスでペルーのコーヒーが季節限定で販売された時は個人的にとても嬉しくて、思い入れがあったのを覚えています。コーヒーが好きになってから意識して産地をみるようになると、自分が想像してた以上にペルー産のコーヒーは日本で親しまれているんだということが分かりました!ペルー産のコーヒーを見かけた際には、是非一度飲んでみてくださいね♪
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