世界大会の床は磁石?
マリネラの世界大会は毎年グラン・チムー(Gran Chimú)という円形の大きな屋内競技場で開催されます。過去2回(2016年と2017年)世界大会に出場したことがあるのですが、ここのフロアに立つとすごく緊張するんですよね…。人もいっぱいいるし。笑
どんな人でもここのフロアに立つと足が急に上がらなくなるんです。
それで「グラン・チムーの床には磁石がある」とよく言われたりしています。
日本ではセレクティーボで優勝していたので第1決勝まではシード権があり、予選&準決勝で負けても第1決勝までは進めます。このシステム本当にありがたい!!
おかげで予選から少し余裕をもって臨めます。
あ、ちなみに世界大会は
予選・準決勝・第1決勝・第2決勝・第3決勝・最終決勝まで計6戦あります!
決勝という語のインフレが激しめですね。笑
世界大会初戦
という訳でできる準備はやり切ったのですが、やはりどこか気持ちがそわそわしたまま世界大会初戦を迎えました。
まずは予選です。予選はローカル予選(日曜日)とナショナル予選(火曜日)があり、どちらに出場するかを選ぶことができます。(どちらも特に違いはなく、参加者が多いため2日に分けられていて、どちらも通過者は同じ準決勝に進みます)
私たちは準決勝(木曜日)までの日数が多いため、初日のローカル予選から出場しました。
予選の結果は・・・・・・・70組中18位!!
案の定、緊張でガチガチだった割には悪くない順位です。
曲も定番の難しくない曲だったので、運も味方してくれましたね。
さて準決勝までは中3日。準決勝からは、かなりシビアに点数がつけられ、多くのペアが脱落します。私たちも過去2回ともこの準決勝で落ち、実力で通過したことがありません。(過去2回ともセレクティーボの権利を使って第1決勝に進みました)
自分たちの予選のビデオを見ると、とにかく緊張で踊りが小さくなってしまってる…。
そこからは準決勝まで家でひたすら、大きく踊る練習と難しい曲の合わせ方に絞って練習しました。
準決勝
過去2回とも敗れている準決勝です。
今年の予選では132組が通過したのですが、準決勝ではいきなり約50組に絞られるという厳しい戦いになります。
一応セレクティーボで優勝しているのでここで通過できなくても次には進めるんですが、
やっぱり実力で通過してみたい!!
難しい曲が来ないようにと祈りながら、当日会場に向かいました。
出場者専用の入場口で並びながら、2人で「まあ負けても次があるから練習のつもりでね…」という謎の励まし合いをしつつ…。 緊張をごまかしながら、出場の順番を待っていました。
さあいざ準決勝!
こちらはフィリアル名古屋の方が関係者席から撮ってくださったFacebookライブの映像です。
今回の世界大会は名古屋のセレクティーボ優勝者として世界大会に参加
させていただき、フィリアル名古屋の皆さんには色々とサポートしていただきました。
フィリアル名古屋の皆さん本当にありがとうございました!
「競技としてのマリネラ」でも説明しているように、世界大会はこのように入場した瞬間に曲のアナウンスと演奏が始まります。
まだまだ固い踊りではありますが、予選の時に比べればかなり伸び伸びと大きく踊ることが出来ました!
結果は・・・
132組中・・・・・・44位!!
通過しました!!
いやーめちゃめちゃ嬉しかったですねー。もうほんとに、家で叫びました。笑
結果はその日の夜にクルブ・リベルタのホームページで公開されます。
発表されたのは夜11時半頃だったのですが、その夜は興奮してなかなか寝付けなかったです。笑
本当に頑張ってきてよかった!!
さて、次は第1決勝なんですが、第1決勝は準決勝の翌日に行われます。
準決勝突破で喜んでばかりもいられません。気持ちを切り替えて、第1決勝に臨みました。
続く・・・
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