次のコンクールは近くの街サラベリー市が主催する大きな大会
前々回、前回と時間通りに会場へ行っては、ひたすら待ちぼうけをかました私達。
しかし今回はサラベリー市という自治体が主催の大きなコンクール!
しかも今年で第50回というかなり伝統のあるコンクール!!
さすがに時間通りかもしれない…。 いや!でも、もう待ちぼうけは嫌だ…。でも…。
と、2人で葛藤をしながら勇気を出して、30分程遅れて行ってみました!笑
着いてみたら・・・。
やっぱりほとんど人がいない・・・。笑
という事で、もはや慣れてきた三度目の待ちぼうけ。笑
まあ、結局一時間程の遅れで始まったので、まだちゃんとしているほうなのでしょう。笑
今回のコンクールは、幸いにも前回のコンクールのように、一つのカテゴリー予選から決勝までぶっ通しという訳ではなく、
各カテゴリー予選→各カテゴリー準決勝→各カテゴリー決勝
という一般的な流れだったのでホっとしました。。笑
前回のコンクールでノベルでもナショナルでも優勝し、自分たちの一つの目標を達成できたことでかなり自信がついてきた我々。今回は変な緊張感はあまり無く、どこか心に余裕が生まれていました。
まず予選。
ちょっと長くて独特なリズムの曲が流れたので、ちょっと焦るも、なんとか雰囲気で乗り切った。
でも、同じような振り付けばっかりやっちゃったーと、反省。
この大会も参加者数の都合なのか、時間の都合なのか分かりませんが準決勝はなく、予選の結果で一気に三組に絞られました。踊りに不安はあったものの、決勝に進むペアのアナウンスに私たちの番号が!!
よかったーーーーーーー!!!後は決勝で悔いなく踊りたい!!
私たち大人部門は一番の花形で、世界大会やセレクティーボはもちろん、他のコンクールでもだいたいプログラムの一番最後に決勝が行なわれます。
そのため、大人の部の決勝が始まる頃には、もう周りで裏方が片付けをし始めてるような状況でした。笑 ・・・そんな慌てて片付けるなら時間通り始めてよ。笑
そんな入場直前、緊張感いっぱいの決勝を控えた3ペアに向かって音響スタッフの方が、なぜか決勝で流れる曲名をさらっと教えてきたんです。笑
言ってええんかい!!!
って最初は思ったんですが、曲がすでに分かってるとこんなにも気持ちに余裕が生まれるのか、ということが分かりました。笑 しかも超ベーシックな曲だったので安心感がすごい。笑
コンクールとしては絶対ダメなんですが、出場者としては正直ありがたかった。笑
さぁ、もう迷いは無い。いざ決勝!
予選の反省もふまえ、なかなか良い感じに踊れた私たちは心の中で期待を膨らませました。
そして結果は・・・・・・まさかの3位。。。。
しかも2位と1位が同点決勝になり、私たちだけフロアから離れてそれを横で見守るという状況。同点決勝を見ながら、なんともいえない気持ちになりました。
優勝者が決まり、やっと設置された表彰台へ上がってポーズをとりましたが、正直全然喜べませんでした。たまたま少し前に優勝したからと言って、次も簡単に優勝できるようなそんな甘い世界ではないのに、前回のコンクールで調子に乗ってしまっていたのかもしれません。
でも待てよ! ペルーに来たばかりの誰も知らない外国人ペアが表彰台に上がってるだけ、凄いんじゃないか!? と、ポジティブに考えてみたものの、決勝の踊りに自信があっただけに余計に悔しく感じました。笑
そんな私たちの悔しさと疲れを癒やしてくれたのは近くのレストランで食べたセビーチェでしたとさ。レモンが染みました。笑
※セビーチェってなに?? って方はこちらの記事で紹介してます!
さて、実はこのコンクールがあったのは土曜日だったのですが、翌日の日曜日にも近くのワンチャコという街で小さなコンクールがありました。
サラベリーのコンクールに出るまでは、2日連続のコンクールはさすがに大変なので土曜日だけ参加しようと思っていたんです。でも土曜日のコンクールが終わり、とても悔しかった私達。
タイトルにコンクール祭りと書いてあるように、
初めて土日の2日連続でコンクールに参加することにしました。笑
今までに経験の無いハードなスケジュールですが、今度はサーフショップが主催するあくまでも小さなコンクール。サーフィンで有名なワンチャコならではです。
この日はトルヒーヨで大学に通っている従妹が応援したいと言ってくれたので、3人で向かいました。
さて、なぜ人間とは何度も同じ過ちを繰り返すものなのでしょうか・・・・。
今回はなぜか時間通りに会場へ向かってしまいました。笑
タクシーが会場へ到着すると、今度はまさかの
全く人がいない・・・。
しまった!また時間通りに来てしまった・・・。笑
今回は参加者だけじゃなく、スタッフも見当たらない。
会場を間違えたかと一瞬思ってしまうほど、何もない&誰もいない・・・。
仕方ないので、会場前のレストランでゆーーーーーっくり昼食を食べ、会場に戻りましたがやっとちらほらスタッフが集まりだしていました。
結局待ちに待って4時間弱、疲れ果てる従妹。もう二度と時間通りに来ないと誓った私達。
こうして時間って守られなくなっていくんですね。
郷に入っては郷に従えというですね。はい…従いますよ郷に。笑
さて、すっかりひねくれてしまった私たちでしたが、コンクールが始まると昨日の悔しさもあり、すっかり気持ちが切り替わりました。
そして会場の端っこで筋肉痛の体を動かし、入念に準備運動をしていたら、近くで見覚えのあるペアが体を動かしていました。
そのペアは、前日のサラベリーのコンクールで私たちに勝って2位になったペアでした。
今日こそは勝ちたいと、さらに気合が入りました。
今回のコンクールは大人部門の参加者がまさかの3組しかいなかったため、予選無しのそのまま決勝戦だけでした。
さあ、決勝。 結果は・・・
2位!
昨日2位だったペアが1位となり、同じペアにまたしても負けてしまいました。
土日と悔しい思いをした私達。一度優勝して伸びた鼻っ柱をへし折られる結果となりました。
しかし、この敗戦があったことで、練習へのモチベーションがかつてないほど高まりました。
こんなところで負けていたら、世界チャンピオンなんて達成できるわけがない!
毎日の練習に身が入り、次のコンクールを今か今かと待っていたら、
世界があっという間に変わってしまいました。
新型コロナウイルスの影響でペルー全土がロックダウン・・・。
予定していた近くのコンクールも、4月から始まる予定だったセレクティーボも中止。
お世話になっているマリネラのクラスも閉まってしまい。急に目の前が真っ暗になってしまいました・・・。
【セレクティーボ以外のコンクール】その4へ つづく・・・
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