そして、コロナがペルーで流行し始めた頃、不衛生な環境や混雑などによって、市場で多くの感染者がでる事態となり、市場はしばらくの間封鎖となりました。
その封鎖の間に、清掃や砂地だった場所の整備等を行なって、最近再開したそうです。
以前のような、混沌としたエルメリンダ市場ではなく、かなりスッキリしていました。道まではみ出ていた商品や、通路を塞ぐように並んでいた屋台はほとんど無く、いつもの買い物ルートがどこだったのかも分からなくなってしまう程の変わり様。こんなに広かったのかと思う程、通路は広々としていました。
そして以前に比べて、お店の商品の陳列が綺麗な気がする。。。やっぱりまわりがスッキリ綺麗になると、お店にも変化が現れるんですかねぇ。
以前は、果物屋やお肉屋の近くはハエが鬱陶しいくらい飛んでいて、とあるお店に置いてあった手作りのハエ取りがハエでびっしり、遠くから見ると真っ黒に見える程だったのに、今回の買い物中、ハエはほとんど気になりませんでした。
それに、以前はどこを歩いても鼻につく臭いがあって、お肉屋周辺は特に生臭さが充満していました。おそらく肉を処理した汚水をそのまま通路に流したり、生ゴミがあちこちに落ちていたせいだと思います。その嫌な臭いも、今回はほとんど感じず!
コロナの影響で、ペルー全体の「衛生面」はかなり向上したと思います。その点は本当によかった。どんどん良くしていって、ペルー全体が綺麗になってほしい。。切実な願いです。
お店紹介
さて次は、市場のいろんなお店を紹介します!
まずは果物屋。今回の市場ではリンゴはほとんどの品種がだいたい1kg=4ソル(130円くらい)で販売していました。ペルーにもみかんがあって、それは1kg=2ソル(70円くらい)でした!日本の金銭感覚が抜けない私たちからしたら、激安ですね。それに、ペルーは果物の種類が豊富です!日本ではあまり見かけないフルーツもあります。
私がペルーで初めて食べて好きになったフルーツは、ピタハヤとアグアイマント!
ピタハヤはドラゴンフルーツの一種です。日本では赤いドラゴンフルーツが有名ですよね。赤いドラゴンフルーツはそんなに甘みが無いイメージがあるのですが、この黄色いドラゴンフルーツ、「ピタハヤ」は甘くてとってもジューシーなんです!ペルーにあるフルーツの中では、ちょっと値段は高めらしい。今回は、食べごろの良いピタハヤが無く、購入しなかったので画像は引用させていただきます。。
アグアイマントは、和名が「ブドウホオヅキ」といって、日本では「インカベリー」「ゴールデンベリー」などの商品名で、主にドライフルーツとして流通しているそうです♪嬉しい!
生のアグアイマントは、甘酸っぱくてもりもり食べれます♪1kg=5ソルで購入。
そして、フルーツの定番バナナなんですが、バナナ専門店が立ち並ぶエリアがあるんです。ここに来ると、ドンキーコングを思い出します。このバナナゾーンはちょっとワクワクしてしまう。笑
いろんな種類があって、種類によって生食向きや調理向きに分けられます。
ちょうどバナナを運んでいるおっちゃんがいたのでパシャリ。
すごい躍動感。笑
次に野菜屋!笑
レタス、キャベツ、人参、トマト、ブロッコリー、セロリなど、馴染みのある野菜が並んでいるんですが、ペルーではパプリカや唐辛子をよく料理につかうからか、野菜たちの中でもかなり目立っています。
下の写真の、人参のような色をして山盛りになっているのは、黄色い唐辛子アヒ・アマリージョです!この黄色い唐辛子は、あまり辛くなく、いろんなペルー料理に使われています。(ウチんちの食卓「アヒ・デ・ガジーナ」)
山盛りの唐辛子にも驚きましたが、手前の包丁が刺さったカボチャもインパクトありますね。笑
タマネギは、白タマネギもあるのですが、紫タマネギが一般的です。こちらのお店はタマネギ専門店。紫タマネギにも品種がいろいろあるみたいですね。品種や大きさ、状態などで値段が違っていました。
そして、ペルーらしいのがこの紫トウモロコシ!これをグツグツ煮てチチャ・モラーダや、マサモラにするんです。(ウチんちの食卓「マサモラとチチャ・モラーダ」)
そして、ペルーといえばジャガイモ!ジャガイモといえばペルー!ジャガイモ専門店が立ち並ぶエリアがあります。
種類がいっぱい!料理に合わせて、皆さんジャガイモを使い分けているようです。
猫ちゃん、ジャガイモの上で一休み。
さて、最後はお肉屋の紹介です!ちょっと閲覧注意の写真があります。笑
市場の鶏肉を扱うお店のほとんどには、頭がついたままの鶏丸々1羽がぶらさがっています。お義母さんは時々、丸々1羽買ってきて、丁寧に裁いて部位ごとに冷凍保存していて、私も出来るようになったほうがいいなぁ、なんて思うだけでいつも甘えています。笑
このお店にぶら下がっているのは、ヤギ? 頭が沢山テーブルにならんでいます。
日本では、白いパックに入った、綺麗にカットされたお肉しか見た事が無かったので、この光景を見るといつも、私たちは命を頂いているんだという感謝の気持ちがこみ上げてきます。。
まとめ
ペルーの市場は歩いているだけで楽しい!久しぶりにエルメリンダ市場に行って、非常事態宣言中のいい息抜きが出来ました。ただ、市場での買い物は値段の交渉があったり、とくに野菜や果物は目利きができないと、量り売りなので売りものにならない商品が混ぜられたりする可能性があります。なので、わたしたちのようなカタコトスペイン語の外国人は、スーパーが安心。笑 毎回、お義母さんの買い物の付き添いとして市場に行っています。笑
いつか、市場で堂々と買い物できるようになりたい!!
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