マリネラ・ノルテーニャを踊り始めてから今まで、衣装については地域ごとにデザインとか身につけるアイテムが違うな〜といったくらいの薄い知識しかなかったのですが、コンクール化によって、もともとマリネラ・ノルテーニャのスタイルには無かった衣装でコンクールに参加するダンサーもでてきて、だんだん衣装のデザインも進化してたり、、自分自身どの衣装がどこのスタイルなのかワケわからん!って思ったのと同時に
いずれ自分達が奇妙な衣装の組み合わせを何も知らずにしてしまうんじゃないかという恐怖、笑
伝統あるものを学ぶときには、特に外から来た人間こそ基本の知識は知っておかなければ!
という思いが湧いてきて、しかもコロナの影響でマリネラの聖地で暇になり、オタクになるにはもってこいのタイミングなので、これからマリネラの衣装について地域ごとに調べては紹介していきたいなーと思ってます!
huanchaco(ワンチャコ)
早速、今日はワンチャコの女性のドレスを紹介します。
ワンチャコはラ・リベルタ県トルヒーヨ市郊外の有名な観光スポットの一つです。昔から港として栄え、伝統的なトトラという葦で編んだ小舟が印象的です。
ワンチャコの波はサーフィンに適していて、ラテンアメリカで有名なサーフスポットでもあり、国内外から多くのサーファーが集まり街を賑わせています。


私たちも一度ワンチャコでサーフィン体験しました!(たいして乗れなかったけど笑)
そんな素敵な海のあるワンチャコを代表するマリネラの女性のドレスはこちら!
(拾った画像で見づらくてすいません。。)
基本的には以下を着用しています。
・長袖のブラウス
・スカート
・アンダースカート二枚
ブラウスの袖は基本的に肩から肘までにふくらみのあるゆったりめのシルエットをしています。胸元から背中にかけて大きめのフリルで装飾されていて、袖や胴の部分に縦のプリーツが入っています。バックスタイルはお尻を覆うような扇形になっていて前後で長さが違います。
スカートの裾は最低二つのフリルがついていて一番内側のフリルには必ず裏地をつける。(おそらく広げて踊ったときの見栄えのためかなーとおもってます。)
アンダースカートはドレスに合わせたシンプルな単色で、同色の刺繍やフリルが施されています。
そしてこのワンチャコのドレスには二つの着こなし方があってHuanchaquera diario(普段着スタイル)とNovia Huanchaquera (花嫁スタイル)とそれぞれ呼ばれています。
普段着スタイルはワンチャコのブラウスに暗めの色(だいたい黒色か紺色)のスカートを組み合わせたドレスを指します。
花嫁スタイルは上下ともに真っ白なドレスであることが特徴でネックレスやイヤリングでゴージャスに着こなします。ドレス自体の刺繍やフリルもより豪華です。

ワンチャコの打ち寄せる波を彷彿させるとして、スカートやブラウスに施されたプリーツのことを”クレセデラス”とも呼ぶそうです。
ワンチャコのドレスもマリネラのコンクール化によって発展していて、カラーやデザインも自分好みにカスタマイズしてオーダーできます。コンクールではいろんなワンチャコのドレスを見る事が出来ます!
衣装についても詳しい情報ありがとうございます。これからも楽しみにしています❣️
返信削除fortunaさん、ありがとうございます!これからもいろんな地域のマリネラの衣装について発信していきますので是非チェックしてみてください♪
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