第2弾!!
さて、今回の一皿は・・・
エスカベチェ・デ・ポヨ
(Escabeche de pollo)
この”エスカベチェ・デ・ポヨ”、日本の”南蛮漬け”に似ているぞ・・・そしてまさか、この料理がアラブ料理に繋がるとは予想もつかなかった・・・。
この”エスカベチェ”とは日本語にすると酢漬けのもの・ピクルス・マリネと訳す事ができ、その語源はアラビア語にあるそうです。
スペインのあるイベリア半島は、イスラム教徒たちによって支配された時期があり、それによってスペインはアラブの食文化や音楽に影響を受けました。この”エスカベチェ”は肉や魚の鮮度を保つ目的で加えられる、酢・砂糖・香辛料などをつかったアラブの保存料理に影響を受けたものと考えられています。
そして後にスペイン人によってラテンアメリカ各地に広まり、現在はラテンアメリカ各国にそれぞれ違った”エスカベチェ”が存在しています。
ペルーで家庭料理として愛されているこの”エスカベチェ・デ・ポヨ”は、
鶏肉を油でかりっと揚げた後、炒めたタマネギや黄唐辛子に赤酢やその他調味料を加えて味付けした漬けダレにつけ込みます。食べる時には茹でたサツマイモや卵、オリーブを付け合わせとして盛りつけます。
酸味が効いてて食欲そそるし、ご飯はもちろん、甘みのあるサツマイモとも合う!酸っぱくてしょっぱくて甘い、味覚が喜ぶ一皿♪
今回は作りたての温かい状態で頂きましたが、一晩寝かせて冷めた状態で食べたりするそうです。次は冷めたく食べてみたいなー♪
そして、このエスカベチェ一品で”世界の繋がり”を改めて実感しました。
中華の油淋鶏っぽいイメージかな?
返信削除fortunaさん、コメントありがとうございます♪
削除確かに、鶏を揚げたりお酢を使うのでペルーのエスカベチェと似てますね!
エスカベチェの鶏肉は衣をつけずに揚げるので油淋鶏よりはさっぱりした感じです♪