その後世界大会があり、世界大会で少し自信がついた私達。今度は前回よりも大きなコンクールが近くで開催されると聞き、参加しました。
この大会ではノベル(Novel)とナショナル(Nacional)の、2つのコンクールが同時開催されるということで、せっかくなので両方に参加しました!
※マリネラのコンクールには、ノベルとナショナルというカテゴリがあり、ノベルというのは初心者のためのカテゴリーで、ナショナルというのは全国レベルという意味です。コンクールにもよりますが、基本的にコンクールで優勝したことない人のみ、ノベルに出場することができ、ナショナルは誰でも参加できます。私たちは日本ではコンクールの優勝経験がありますが、ペルー国内では優勝したことが無かったため、どちらも出場できました。
さて、案の定この大会も開始前に会場に着くと人はまばら・・・。演奏するブラスバンドの楽団に至っては、まだ1人も来ていないという始末で、結局この大会も2時間以上遅れて開始されました。笑 もう基本2時間程度遅れるという事なのですかね・・・?笑
まずはノベルから。このコンクールでは、ノベルは私たちのカテゴリである大人(adulto)部門と青年(juvenil)部門を合わせて戦うため参加者数が多く、またまた緊張。笑
しかしあくまでもノベル。きっといいとこまで行けるはず、と自分たちを信じて出場しました。私たちにとって初めてのノベル出場でしたが、結果は
予選と決勝、全て満点で優勝
まさかの最初で最後のノベル出場となりました。笑
さて、この大会では一つのカテゴリーの予選から決勝までぶっ通しでやるという、今までの私たちには経験の無い流れだったので驚きました。
普通は年齢のカテゴリー別に、
予選を全て終わらせて→準決勝を終わらせて→決勝
という流れで進行するのが一般的で、一回踊った後は他のカテゴリーが進行している間に時間があるため、体力が回復してから準決勝・決勝へ進むっていう感じなのですが、この大会は予選を踊った後、上位3組が呼ばれ、そのまま決勝やっちゃうスタイルだったんです。 つまり、
予選全ペアが踊る→通過者がすぐさま決勝
という感じ。つまり予選に出場し、予選が終わったら通過したペアの背番号が呼ばれ、そのまま間を置かずに決勝という感じです。これ正直地獄です。笑
ノベルの時点で予選・決勝と連続して踊り、かなり体力的にやられた私たち。
そしてこのあと参加するナショナルも同じ流れなのかと思うと・・その時は怖くなりました。笑
踊ったことある方は分かると思いますが、マリネラって衣装を着て本気で踊ると、一回でもドッと疲れるんです。。涙
でもノベルで優勝したので、ナショナルに向けて気持ちに余裕が生まれました。
幸い、ナショナルが始まるまでに大分時間が空いたので、踊った疲れはある程度回復しました。(待ち疲れはありましたが・・笑)
そして挑んだ本命ナショナルのアダルト部門!
これもノベルと同じく予選の次が決勝です。
私たちはなんとか予選を通過することができ、喜ぶ間もなく決勝戦が始まりました!
「これで最後だ」と疲れをみせないよう、決勝で気合いを入れて踊った私たち。
踊り終わった後はその場ですぐに結果が発表されます・・・
すると、なぜか私たちともう一つのペアがその場に残るよう言われ、
なんと引き分けで同点決勝をすることに!!!
もうここまで来たらやるしかありません。三回連続、間を置かずに本気で踊るなんて今まで一度も無かったので、自分たちの体力の未知の領域・・・でもこれで2位か1位・・・
どうせなら1位になりたい!!! そんな思いで最後まで必死に踊りました。
なんとか踊りきった後の結果発表。審判たちが点数札を挙げている時点で、正直2人とも酸欠になってしまっていて、フラフラで点数札を確認する余裕などなく、なんとなく「2位だ。」と思い表彰台に向かいました。
隣のペアもフラフラで、全く喜んでいない。喜んでいる応援団もどこにも居ない。なんとなく表彰台で2位の位置に着こうとしたら、「あんた達が1位だよ!」と周りから言われて、初めて私たちが優勝したことを知りました。
喜ぶタイミングを完全に失った私たち。。。笑
でも初めてペルーのナショナル部門でコンクール優勝!
体力が戻ってきてからは2人でめっちゃ喜びました。笑
トルヒーヨに来てからお世話になっているカリン・レオン先生と |
ペルー(海外生活・情報)ランキング にほんブログ村
0 comments:
コメントを投稿