リマでのセレクティーボ

世界大会が終わってから、今年度はリマの大会になるべく出場しよう！と意気込んでいた私達。Virúのセレクティーボの後に今年初めてリマでのコンクールに参加したのが、５月21日のSan Miguelのセレクティーボでした。

そして、その一週間にはリマのLos Olivos でもセレクティーボがあったので、せっかくリマへ行くなら２週連続で出場しよう！ということに。

リマへのセレクティーボ出場に向けた10日間の旅がスタートしました。

まず金曜日の練習終わりの夜に夜行バスでリマへ向かい、San Miguel のセレクティーボの前日、土曜日の早朝に到着。

リマでいつもお世話になっている友人宅に宿泊させてもらいました。セレクティーボの会場と同じエリア、San Miguel だったのでとても助かりました。

Mさん本当にありがとうございました！！！

さて、着いた当日は荷解きと夜行バスでの旅疲れで練習はできず…。　　　

そのまま本番当日を迎えました。

このSan Miguel の前に開催されたセレクティーボまでは、コロナ対応によって変更された３部制をそのまま引き継いでいたので、最後の部に割り振られた大人部門は５時か６時頃に毎回スタートしていましたが、このSan Miguel のセレクティーボからは、開始から全カテゴリーの予選、準決勝、決勝を行うという、コロナ前のシステムに戻りました。

なので全カテゴリーのダンサーが朝から、勝ち上がれば遅くまで残らなければいけません。

確かに大会的にはそのようにしたほうが盛り上がるので良いのですが、やっぱり待ち疲れが嫌ですね😥かなり長丁場になります。

でも、早くから準備して会場についたので、ちょうどチクラヨから今大会に参加しにきた谷さんとその息子さん達たつおとたけるの応援ができました♪　　

二人共出会った頃から毎回会うたびにメキメキ成長しています。

たけるはなんと今大会決勝へ進みました！　

一番右のペアです♪

お兄ちゃんのたつおは、残念ながら決勝には勝ち上がれませんでしたが、決勝に勝ち上がってもおかしくない素晴らしい踊りでした！

兄弟でお互いに切磋琢磨している姿は本当に刺激になります。

これからも彼らの活躍を追いかけて行きたいと思います❤️　

　

そして、肝心の私達はといいますと、

予選落ちしてしまいました…。　

実は、今年度初の参加となったVirúのセレクティーボ以降、徐々に調子が下がり、今大会前最後のトルヒーヨでの練習も全然息が合わないまま、リマに来てしまっていました。

練習で息が合わなければ、直前の合わせで息が合うはずもなく、安心感もないままに本番踊ってしまった結果、モニカはシンジの背中を見て固まってしまうし、決まっている振り付けすらも踊れず、あたふたしたまま本番が終わってしまっていました。

後日点数を見るとなんと最下位タイ。

絶不調！！

どうしたもんかと、周りにも負のオーラが伝わってただろうなってくらい落ち込みました。笑　

予選落ちが分かった後に、いつもお世話になっているワキさんがわざわざ時間を作って会場に応援しにきてくれて、申し訳なくて、モニカは涙を抑えきれず｡涙

ワキさんに踊りを見てもらうことも出来ず、

決勝までずーっと座って舞台を眺めていました。

そして悔しい中撮影した私達のカテゴリー、アダルト部門の決勝動画がこちら。　　　

　

決勝のメンバー

長い長い一日が終わり、会場を後にしました。

とにかく、この結果をちゃんと受け止めて、前を向いて頑張るしかありません。

滞在期間中の練習場所は決めていなかったので、　

リマでいつもお世話になっているお友達を通じて、来日したこともある世界チャンピオン３人のレッスンを急遽組んで頂きました。

Toño(トーニョ)さん

Olivetti(オリベッティ)さんとAlex(アレックス)さん夫妻

沢山の指導、励ましを頂き、少しずつ踊りも良くなっていきました。　　

この方々には本当に感謝でいっぱいです！！

Toño さんは、2019年度のマスター部門の世界チャンピオンで、名古屋の大会に審査員として来日したことがあります。その大会で、特別賞として彼のファハ(腰帯)を下さった思い出のある方です。

とても優しくて、大会で会うたびにいつも暖かく声をかけて下さります😌　

今回も私達の踊りの修正やブラッシュアップを一生懸命してくださりました！

そして、Olivetti さんとAlex さん夫婦。

このお二人は2019年度の世界大会のシニア部門のチャンピオンです。

二人でレッスンを行っていて、グループレッスンと個別レッスン、どちらも招待していただきました。本当に優しくてとても良い夫婦で憧れます😌

体力作りに特化したグループレッスンに、

男女どちらの目線からも細かい指導を頂ける個別レッスン…とても大満足でした！！

女性視点、男性視点でどちらも見てもらっていることによって、問題点をより明確にしやすいなと感じました！　　　

レッスンの最後には、沢山の励ましを頂いてとても嬉しかったです😌

また彼らのレッスンを受けに行きたい！

そして、Los Olivosのセレクティーボを週末に控えた金曜日の夜に、大会主催のディナーパーティーが開催されたので、そちらに参加。

この大会にはカリン先生が招待されていたので、アカデミーの顔なじみのメンバーに会うことができました♪

そして、この大会のレイナの一人は、このブログに何度か登場した、私達がお世話になっている先生でもある友人のキアラが務めることになったんです♪

彼女がレイナとして踊った動画も紹介します。是非見て欲しい！！

レイナとして踊るときは、本人の本来の踊りより少し落ち着いた踊りになるイメージがありました。冠が落ちやすいという事もありますし、レイナとして練習するときはあえて落ち着くように指導されると聞いたこともあります。

でも、彼女は彼女らしいありのままの踊りを、冠を着けながらかっこよく踊ってて、会場の皆が驚いてたと思います。

彼女の踊りは、見てて飽きないし、次何が繰り出されるか分からないワクワク感があります。

表情も豊かだし、本当に憧れます。

彼女のことをとても誇らしく思いました！

カリン先生も、大人部門のチャンピオン、Desiree (デシレー)さんとペアを組み、踊りを披露されました♪素晴らしい踊りでした👏!

こちらも動画を紹介します！

ご飯を食べながらマリネラを見て楽しんで刺激を受けて帰りました。

そして本番の日曜日！

朝から全カテゴリーの予選が始まるので、

なんとなく予想してお昼過ぎに会場に到着。

番号をもらって会場に入ると、もうジュニア部門が呼ばれており、私達が普段アップし始めるくらいのタイミングにまで進行していました😅

急いで準備をしてスタンバイ。

少し会場の音楽に合わせてアップをしたらすぐに私達のカテゴリーが呼ばれました。

もう並ぶ順番も気にせず列に向かい、クジを引くと、一発目のターンのピスタ１になりました。笑

むしろ気合いが入ります。笑

一礼をして入場し、舞台に立ちました。

そして結果は、

また予選落ち。

私達の番号は呼ばれませんでした…。

先週末の予選落ちしたセレクティーボよりは安定して踊れましたが、あまりメッセージ性もなく、ただ踊ってるって感じで、感情も見えづらい内容でした。

やっぱりお互いの不安を払拭出来ておらず、何とか振りで誤魔化してるだけだと、踊りにもそれ以上のものは生まれないですね。

後日結果を見ると、予選通過まであと一点だけ足りてませんでした。

こんな感じで、２大会ともボロボロの結果でした😅

最初はショックでしたが、これも学びだと受け止めることができ、今は前向き頑張ってます！

私達よりも前からペルーで頑張ってる選手達は、私達の何倍もきっと悔しい経験をしていると思うので、これも私達に必要なものだったと受け止めてます。いい経験よりも、苦しい経験のほうが、ダンサー自身をより良く、深めてくれるはずです。

カリン先生も、私達の現状を理解してくれて、一生懸命フォローしてくれています。

周りには、心配してくれたり励ましてくれる家族や友人、いい先生が沢山いるので、その人達の肩を借りながら、むしろ沢山いい失敗をしに行くくらいの気持ちで、これからも新しくチャレンジし続けようと思います🔥

あとがき

この大会以降、素晴らしい結果を残した３人を紹介します♪

まずはタツオ！Callao のセレクティーボと、Chinchaのセレクティーボで決勝に勝ち上がり、どちらも3位に入賞！おめでとう♪大人顔負けのカッコ良さ！

Selectivo Callao

Selectivo Chincha 

そしてタケル！

同じくCallaoとChinchaのセレクティーボで彼は優勝！タケルはもう決勝常連です♪おめでとう！

Selectivo Callao 

Selectivo Chincha 

私達の先生、キアラもCallao のセレクティーボで優勝です！！素晴らしい踊りでした✨

皆おめでとう！！

私達も頑張るぞ💪🔥

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