今回は私たちの住むトルヒーヨの伝統的な一品、「シャンバル」(Shámbar)を紹介します♪こちらはデリバリーで注文しました♪
シャンバルは、様々な種類の穀物をメインにお肉と煮込んで味付けしたスープです。味付けは、塩こしょう、クミン、ニンニク、赤唐辛子の「アヒ・パンカ」と黄唐辛子「アヒ・アマリージョ」を主に使用するそうです。
上の写真の、シャンバルの表面に乗っているのは「カンチャ」または「カンチータ」とよばれる、トウモロコシを煎ったスナックです。これはいろんな料理に付け合わせて食べられていて、レストランでは無料のお通しのような感じで出てきます。料理が来るまでの間にぼりぼり食べて、もし無くなったらおかわりも出来ちゃいます。笑 サクサクで塩もまぶしてあるので、そのままでも美味しいし、食感がプラスできて万能です!
味付けに使用されるアヒ・アマリージョは「ウチんちの食卓シリーズ」で何度か紹介していますが、赤唐辛子の「アヒ・パンカ」は初登場ですね!アヒ・パンカも、アヒ・アマリージョと同様にほとんど辛みはないです。アヒ・パンカは粉末状やペースト状にされ、風味や色づけとして様々なペルー料理に使用されています。アヒ・パンカそのものは基本乾燥させてから販売するそうで、見た目は黒っぽいです。画像はグーグルから引用させて頂きます。
話をシャンバルに戻しますが、シャンバルはトルヒーヨの伝統的な一品で、毎週月曜日に食べるという習慣があります。この習慣の起源ははっきりしておらず、二つの説があるそうです。一つは、週末に残った食材を月曜日に一つの鍋でスープにしたという説。もう一つは、週の初めに力をつけて働くために、この穀物たっぷりのシャンバルがピッタリだったという説です。普段はメニューに無くても、月曜日だけ、あちこちのレストランのメニューボードに「Shámbar」という文字が書いてあります。これはトルヒーヨならではの光景です♪
個人的には、もう月曜日とか関係無しにして週3くらいで食べたい。それくらいお気に入りです。
以上、トルヒーヨの伝統料理「シャンバル」の紹介でした♪
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