私達が日本への帰国を決めた理由の一つに、日本でワクチン接種が受けられるから。というのがありました。

実は外務省が、海外に居住している日本人や一部外国人を対象にワクチン接種を行う「在外邦人向けのワクチン接種事業」を実施していたんです。(当初2022年1月までの予定でしたが、延長され現在も実施中みたいです。)


日本時間7月19日正午からインターネットで予約受付を開始するとの事だったので、早めに予約しておこうとアクセスしてみると・・・

14分待ち…。

まぁそれぐらいだったらいいか。と思って待っていると

あれ?待ち時間増えてる…。



かと思ったら読み込まなくなった…。




ほんでやっと読み込めたかと思ったらまさかの80分待ち…。笑


世界中からアクセスが集中したんでしょうか。最初は混乱していました。笑

80分待つのは嫌なので明日にしようかなーと思っていたら、なぜか急に予約画面が現れてくれました。笑





待ち時間の表示は一体何だったのか・・・?笑

まぁそんなこんなで、無事に希望の日時に接種の予約をすることができて一安心。


さて、実際のワクチン接種は「羽田空港」と「成田空港」の2か所のみで実施されていました。と言っても、私たちの場合(強制隔離対象者)は成田に到着してすぐに接種することは出来ず、ホテルでの強制隔離が終わってからの接種となります。


ただ、3日目の何時に空港に戻ることができるかは、その時の状況次第となるので、念のため入国から4日目にワクチン接種を予約しておきました。

そのため、強制隔離先のホテルから成田空港に戻された後は、あらかじめ予約していた成田空港から徒歩で行ける距離のホテルで1泊しました。


健康カード(白)と陰性証明書(オレンジ)

ホテルのフロントでは、入国時に実施した抗原検査の陰性証明書と健康カードの提示を求められました。また入室後は外出を控え、できるだけ部屋にいるよう協力を求められました。しかし、なぜかホテル内のレストランの割引券を渡され、利用を勧められたので、

「あれ?私たちはレストラン行かないほうが良いんですよね?」と聞くと、

「・・・お客様のご判断にお任せいたします。」とのことでした。笑

コロナ対策が厳しいペルーと比べると、日本は緩くてちょっと驚きました。笑

あ、ちなみにレストランは行きませんでした。笑


部屋は広くて快適でした♪

さて、翌日は奈良から兄がレンタカーで迎えに来てくれました(ありがたい!!)
そのままレンタカーでワクチン接種のために成田空港へ。



成田空港をさまよっていたら、ひっそりとワクチン接種会場がありました。


予約画面とパスポートを確認されると、番号札と予診票を渡され、並べられた椅子に座って予診票を記入しながら待ちます




写真だと誰も座っていないガラガラの状況に見えますが、写ってないところではたくさんの人が接種の順番待ちをしていて、接種まで30分程待った後、番号が呼ばれて無事接種することができました。

接種後は15分間座って待機。15分が経過した人から外に出ることができる、という形でした。モニカは注射に緊張してしまうタイプで待機中に緊張がほどけたせいでフラフラしてしまい、看護師さんにめちゃくちゃ心配されてました。。。笑
それ以外は特に問題なく15分経過し、一回目のワクチン接種は終了。

副反応が不安でしたが、一回目は2人とも特に症状はありませんでした。

ただ、二回目ではシンジが高熱を出し、2日程ダウン。
逆にモニカは腕の痛みすらも無くピンピンしてたので、この副反応の個人差には驚きました!

とにかく、無事に二回のワクチン接種を完了したので本当に良かったです!!


さて、この外務省のワクチン接種事業、とってもありがたいのですが、個人的に何点か不満があります。まず1つ目は、接種できる会場が「成田空港」と「羽田空港」の2か所のみ、という点です。

成田空港で一回目を接種して奈良に帰った私たちは、二度目の接種をするために再び東京まで行かなくてはいけませんでした…。(二回目は羽田で接種しました。)

せめて国際線のある他2つの国際空港(関空・中部)でも実施してほしかったです…。



2点目は、この外務省のワクチン接種事業で接種をした人は、デジタル庁が主導したワクチンパスポートの対象外になっている点です。

実はペルーでは現在、スーパーやレストランといった屋内施設に入るためには、2度のワクチン接種を完了したことを証明する証明書の提示が必要なんです。(40歳以上は3度目の接種完了の証明書が必要)

ペルー保健省ワクチンカードのロゴ

ペルーでは、自分の国民番号で自身のワクチン接種を証明するQRコード付きの電子証明書をスマホで表示することができます。(ペルーでは全国民に国民番号があります)


ちなみに外務省のワクチン接種事業でも、2度の接種を受けると

こちらは私たちが貰った様式の見本。現在は様式が少し変更されているようです。

このような紙の証明書を貰うことができます。実際の生活では紙を持ち歩くのは不便なので、この証明書をスキャンしたPDFデータをスマホで見せてお店に入っています。(証明書の確認をする係員の方はいつも困り顔ですが 笑)
なので、一応は今のところ日常生活で特に大きな問題があるわけではないのですが、デジタル庁のワクチン接種証明書アプリでは「国内向け」だけでなく、「海外向け」の証明書も発行できると聞いていたので、どんなもんかと期待していたわけですよ・・・。

それが、満を持してアプリをインストールしたら、「自治体のワクチン接種事業で接種をした方」のみが対象で「外務省のワクチン接種事業での接種者」は対象外となっているではありませんか!!!

海外在留邦人向けのワクチン接種事業で接種した人「海外向けワクチン接種証明書」の対象外って・・・どゆことぉぉお?!


外務省のページを見たら
(※本事業により実施したワクチン接種については、現時点で接種証明書の電子化や二次元バーコードつき接種証明書への対応は予定しておりません。)
と、ご丁寧に赤字で書いてある始末・・・。 あれ?何で予定すらしてへんのやろか…?

日本政府としては、必要だろうということで、ワクチン接種証明書アプリで国内向け海外向けの2種類の電子証明書を用意しているのでしょう?だったら、なぜ外務省の接種事業での接種者はハブられちゃうのでしょうか(涙)
そして、それならばなぜ外務省は電子証明書を整備しようともしないのでしょうか?
さっぱり意味が分かりません・・・なぜ置いてけぼりにされちゃうの?(T_T)

ペルーでの生活では様々な場面で首をかしげることが多々あり、不思議な国だなーって思ってましたが、日本も(良い意味でも悪い意味でも)なかなか不思議な国でした。笑

ペルー大使館にはいつもお世話になっていて、大使館の方はいつも親身に対応してくれるので不満は無いんですが、外務省さん・・・。笑

ペルーは既に三回目のブースター接種が日本よりも進んでいるので、世界大会が終わったらペルーで三回目を接種しようかなと思います。

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