毎朝、車のクラクションが目覚まし時計の代わりと言ってもおかしくないくらい外が騒がしくなって目が覚めるのですが、今朝は鳥のちゅんちゅんというさえずりが聞こえるくらい穏やかな朝でした♪どこも基本的に仕事が休みで、皆投票にのみ外出するからでしょうか、普段の日曜日よりも、外には穏やかな空気が流れていました!
ですが、選挙は全然穏やかなもんじゃありません。笑
このパンデミックで苦しい状況な上に、ペルーの大統領が1週間で2人も代わってしまうような混乱が起きた後の選挙です・・・国民にとっては、ペルーの未来を決める、より一層重要な意味を持つ選挙となるでしょう。
Googleさんも選挙仕様です笑 |
また、ペルーの選挙にはMiembro de Mesa(ミエンブロ・デ・メサ)というシステムがあり、これは抽選で選ばれた人が投票日当日、投票所のメンバーとしてボランティアをしなくてはいけないという制度です。これも指名されたら義務で、行かないと罰金です。
しかしバックレる人が発生し、投票ができなかったり長時間待たされたりするといった事態が毎回発生しています。笑
さすがに今回はコロナ禍という事もあり、メンバーの義務を果たした方にはお金(120ソレス 約3670円)が支給されるのでバックレる人は少ないのかなーと思っていたら、朝からあちこちでメンバーが来ず、投票ができないという事態がいつも通り発生してました。笑
しかし、「投票に行かない」&「投票所のメンバーに指名されたのにバックレた」で発生した罰金を払わないと、司法や行政などの公的な手続きができなくなってしまうそうです。
また投票日前日から酒類の販売が禁止されます。酒を飲みすぎて投票できなかったり、酔って正常な判断ができないといけないから、という事でしょう。笑
それくらいペルーでは「投票」というものを大事にしているんですね!
しかし今はコロナ禍。
現在第2波が猛威を振るい、新型コロナによる1日の死者数が昨日の10日には380人を超している状況ですが、日本のような期日前投票の制度が無く、投票日当日に必ず投票所に行って投票しなければいけません…。
そうしたことから、高齢者や妊婦の方は朝の早い時間に投票することが勧められており、他の方はペルーの身分証明書(DNI)番号の末尾の数字で投票時間が決まられています。(どれくらい機能するのかは分かりませんが…。笑)
また投票所に入れる人数も制限し、靴底や手の消毒などを徹底して行われていたようです。
不正等の心配や管理が難しいのかもしれませんが、期日前投票あればいいのになぁ~。
この状況で感染がより拡大しないことを祈るばかりです。
今年はペルー独立200周年という節目の年。
コロナで疲弊しているペルーを立て直せる人物が新しい大統領となり
7月に素晴らしい200周年を迎えられますように。
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