トルヒーヨを楽しんだ後に向かった先は、エクアドルと国境を接するピウラ県。
目的地は、ピウラ県の山岳地域に位置する街「Huancabamba/ワンカバンバ」という街です。この街は私シンジの母の故郷で、この街で両親は出会いました。
父は1983年に青年海外協力隊として、当時エルニーニョ現象による水害で苦しんでいたワンカバンバで橋の復旧等のボランティアをしていました。
そして当時その事務所でアルバイトをしていた母と出会い、結婚。そして母を日本に連れて帰りました。笑
ちなみに自分も、2014年にペルーへ留学していた時に、同じタイミングで留学していたモニカと出会い、一緒に帰国してその後結婚しました。
血は争えませんね。笑
さて、今回のワンカバンバへの旅行は、ただの帰省ではなく、実は向かった時期の7月の中旬にはワンカバンバの最大のお祭り
「Fiesta patronal del Virgen del Carmen(カルメンの聖母祭)」
が開催されるので、それを楽しむべく向かいました♪
カルメンの聖母(マリア)と幼子イエス |
ワンカバンバでは「カルメンの聖母」というカトリックにおける聖母マリアの称号の一つが街の守護聖人とされています。「カルメンの聖母」の祝日は7月16日なのでその日を含めた一週間は街全体で盛大にお祭りを開催します。
さて、トルヒーヨからワンカバンバに向かうべく、まず長距離バスでピウラまで向かいます。
海岸沿いの旅はいつも私達は「Ittsa(イッツァ)」というバス会社を使ってます!
私達がペルー留学していた頃から「比較的安くて安全なバス会社」ってイメージがあるので、他にもいくつか旅行会社はあるものの、頼み慣れてるのでいつもリマやピウラに行くときはこのバス会社を使います。ですが、年々値段が上がっていってるので、もう「安い」と感じなくなってきました。笑
もちろん飛行機とかに比べたらかなりお手頃です!
TRUJILLO〜PIURA間 80ソル〜110ソル(約3200円〜4400円)
※座席のリクライニング角度によって値段が変わります。
ピウラからワンカバンバまでは、大雨の影響で大きな道が不通になっていた影響から、バスが走っていなかったため、個人長距離タクシーを使いました。長旅なので途中で休憩したりしながら、トルヒーヨからだと合計でおおよそ14時間ほどかけてワンカバンバに到着しま
した。 長かった…。
道中で見た景色。こんな綺麗な夕日と雲海がみれて移動の疲れも吹っ飛びました。 |
到着後はメイン広場へ。ワンカバンバを代表する踊り 「ロス・ディアブリコス」の像の前でパシャリ。 |
着いたのは夜の7時くらいで、メイン広場ではちょうど「ミスター&ミス・ワンカバンバ」のコンテストが開かれていました♪
それぞれアピールの仕方が個性的で面白かった。笑
オラオラ系ミスター候補者 |
ミス候補 |
昼間に教会の前で子供たちのサッカー大会が開催されていました。 |
ネット発で世界でバズった日本の有名アニメ をプリントした日本代表風ユニフォーム ちょっと嬉しかったです。笑 |
聖なる湖「ラス・ワリンガス」
最初の2日間でゆっくり旅の疲れをとった後、聖なる力があると信じられていて、ワンカバンバの主要な観光地である湖に向かいました。
ワンカバンバには、「Las Huaringas(ラス・ワリンガス)」または「Las Huarinjas(ラス・ワリンハス)」と呼ばれる有名な湖群があります。ワリンガス湖群は大小さまざまな14の湖で構成されています。
ラス・ワリンガスには聖なる力があり、病気を治したり、悪いものを追い払ってくれたり&願いを叶えてくれると信じられています。まぁいわゆるパワースポット的な感じです。
今回は湖群の中でも最大の湖「Shimbe(シンベ)」に向かいました。
湖では「Curandero(クランデーロ)」と呼ばれる祈祷師が、独特の祈祷や呪術を行なうことで有名です。いわゆるシャーマンというやつですね。
ワンカバンバだけでなく、ペルーでは現在でも呪術的な民間療法が地域によって盛んです。日本でもアヤワスカとかはよく知られているのではないでしょうか。アヤワスカも自然の薬物を使用した一種の呪術的な民間療法の一つですね。
一口に祈祷といってもやり方は人によって様々で、クランデーロが口に含んだ薬草水を勢い良く霧のように体に吹きかけられたり、剣を体にあてて悪いものを払ったり、薬草で作られた液体を鼻からすすったり(?)呪文を唱えたりと、色々やるそうです。
個人的には興味があって実際に体験してみたいところなのですが、クランデーロ(おっちゃん)の口に入った液体を吹きかけられるのだけはやっぱり抵抗があり、いまだに一歩踏み出せずにいます…。笑
ワンカバンバでは、このワリンガスとクランデーロが有名で、各地から病気の治癒や願いを叶えるために多くの人がわざわざ祈祷を受けに来るそうです。
さて、私達はそんなワリンガス湖群へ向かうために、日が昇る前にワンカバンバの街を出発しました。車で約2時間ほど揺られると、湖近くの小さな集落「Salalá(サララ)」に着きました。
集落のとある家に到着すると、可愛い馬さんたちとワンちゃんがお出迎え。
車移動はここまでで、ここからは馬、もしくは徒歩でシンベ湖まで向かいます。
徒歩で行く事も可能ですが、有料で馬を借りる事も出来ます。
もちろん馬に乗りました〜!なかなかこんな機会はありませんからね!
そして何と言っても馬が可愛いから乗りたい!!!笑
重いだろうに、健気にズンズン進んでくれます |
馬を引いてくれる案内人の方々にも感謝です |
それにしてもいい天気で気持ちよかったです♪ |
景色も水もすっごく綺麗!! |
湖にはすでに数人が薄着で湖のそばに立っていて、クランデーロ(シャーマン)が祈祷を行なっているところでした。
皆さん祈祷をしてもらった後、自分の足で5度〜7度ほどの冷た〜い湖に入ったり、祈祷してもらいながら湖の水を頭からかけてもらったりしていました。
見ているだけでこっちが寒かったです・・・。笑
言い伝えでは、祈祷を受けなくても冷たーい湖に3回頭まで浸かると湖のパワーを得られるそうです。笑
父は今回このシンベ湖に来たのは初めてなので、ひぃひぃ言いながらもしっかり頭まで浸かってました!
母も入りましたが、足が湖の泥にはまってサンダルを片方持っていかれてました。笑
自分は既に過去に何度も入水済み、モニカは過去に一度チャレンジしてあまりの冷たさに怖じ気づいてリタイアした経験ありで、私たちはどちらも湖には入らずに、両親のひぃひぃ震えながら湖に入る姿を楽しみながら応援するだけでした。笑
でも何と言っても水は綺麗だし、この日はすごく天気も良かったので景色も素晴らしく、来た甲斐がありました!
この湖の美しさと雄大さに、大いなる何かを感じる気持ちも何だか分かる気がしました。
ワンカバンバを代表する踊り「La danza de los Diablicos(ラ・ダンサ・デ・ロス・デイアブリコス)」
ワンカバンバを代表する伝統的な踊りで、ワンカバンバを象徴する舞踊が
La danza de los Diablicos
(ラ・ダンサ・デ・ロス・デイアブリコス)です。
ペルーの無形文化遺産にも登録されているこの舞踊は、カルメンの聖母祭の時に仮面をつけた踊り手たち「ディアブリコス」が踊りながらカルメンの聖母の神輿と共に街を練り歩きます。
この舞踊は、大天使の聖ミゲル(ミカエル)に代表される善の勢力と、悪魔の親玉とその軍勢によって表現される悪の勢力との間の絶え間ない戦いを表現しているそうです。
この踊りに登場するキャラクターは、善の勢力である大天使と、悪の勢力である悪魔達のリーダー Capataz(カパタス)、その子分であるDiablico(ディアブリコ)とBurrofá(ブロファ)、またはBurrufá(ブルファ)の4種類。
カパタス:悪の勢力のリーダーで、子分達の作る列の中心で聖母に逆らおうとするかのように自由に踊ります。
黒いマントを羽織り、クジャクの羽で作った頭飾りを着けて、手に杖を持って踊ります。大きな口ひげを持つ人間のような顔の赤い仮面が特徴的です。
お祭りの最終日には大天使に敗れ、とどめをさされます。
演じるのは一人だけです。
ブロファ(ブルファ):頭のスカーフから垂れ下がった縄を左手に、右手に鞭を持ち、隊列の中央でカパタスを補佐するかのように自由に位置を移動して踊ります。また邪魔な位置に観客がいると、鞭で叩きながら観客を退けて隊列の秩序を保ちます。笑
3人~6人ほどいます。
ディアブリコス:カパタスと同じようにクジャクの羽でできた頭飾りと、突き出た鼻や牙を持つ動物のような仮面をつけて、両手には布を持っています。道の両脇に大勢で横二列になって決まった振付を全員で合わせて踊ります。天使やカパタス、ブロファはその間で踊ります。
大天使 聖ミゲル(聖ミカエル):カルメンの聖母による守護の象徴。人々の住む場所に悪が侵入するのを防ぐために聖母によって遣わされた天使。一般的に大天使ミゲル(ミカエル)とされている。
翼を付け、長い巻き髪のかつらの上に王冠を付けた姿で、右手に剣を持ちながら踊り、悪の勢力(カパタス)との戦いを演じます。
祭りの最終日では教会の前でカパタスとの戦いを制し、倒れたカパタスの体に右足を乗せ勝利を表現します。
天使を演じるのは一人だけで、必ず子供です。
このディアブリコスの踊りはワンカバンバの人達のアイデンティティの一つとなっていて、街の人々にとても愛されています。地元には様々なディアブリコスの団体があり、子どもから大人まで幅広い世代に踊られています。
またペルーの無形文化遺産にも登録されています。
元々は男性しか踊らないものだったそうで、一番古い団体は男性のみのダンサーで構成されているそうです。
ですが、時代の経過と共に女性にも踊られるようになり、男女混合の団体もありました。皆豪華な衣装にお面を被っているのでぱっと見て男女の区別がつきません!どの団体も迫力ある踊りでした!
子ども達だけで構成されるチームもあり、とっても可愛かったです。
本来はディアブリコス達がワンカバンバ中の通りを聖母像の神輿とともに練り歩くのですが、今年は同じピウラ県のアヤバカ郡から「Señor Cautivo de Ayabaca(アヤバカの囚われの主)」という聖像が招致されていたため、ダンサーの各団体がメイン広場の教会の前で1曲踊るだけという簡素なものになっていました。
通りで踊られているのを見たかったのですが、仕方がない!笑
ただ、今回招かれた「アヤバカの囚われの主」はペルーでは知らない人がいないほど有名な聖像で、10月13日に行われるお祭りはペルーの無形文化遺産に登録されていて、 10 万人以上の巡礼者が訪れるそうです。なので、これはこれで盛り上がってはいました。
Señor Cautivo de Ayabaca(アヤバカの囚われの主) |
囚われの主とカルメンの聖母の神輿が並んでいて その前でロス・ディアブリコスの踊りが披露されていました。 |
踊りが披露されたメイン広場には、大勢の人が集まって良いポジションで見ようと陣取り合戦していました!
私達はいい位置を死守して、後ろの人達に押され続けながらもなんとか見ることができました!
ディアブリコス達の衣装はとても綺麗で、踊りは可愛らしさとかっこよさの両面があって、悪魔というよりは守り神のようにも見えます!
Capataz(カパタス) 黒いマントと杖、人間の顔のような赤い仮面、クジャクの羽の頭飾りが特徴 |
Diablico(ディアブリコ) 動物のような仮面にクジャクの羽の頭飾り、両手に布を持つのが特徴 |
別の日には他の会場で、子ども達によるディアブリコス踊りのコンクールが行なわれていました!
先ほど紹介したディアブリコスの中の役柄の一つ「Burrofá(ブロファ)」のコンクールです。
一人ずつ踊りを披露した後、最後に全員で踊り上手さを競います。
カラフルな衣装が目を引きます。 |
この子の踊りが一番元気があって良かったです! |
衣装もそうですが、それぞれデザインの違うお面もとても綺麗!ロバやトカゲをイメージしたお面なんだそうです。 |
参加した子ども達が最後一斉に踊り出しました! |
一番お気に入りのブロファと写真を撮ってもらいました♪ |
この「ブロファ」は踊りの役柄の中で一番ふざけたような、やんちゃなキャラクターです。手に持ったムチで周りに集まった観客を脅し、踊りが邪魔されないようにスペースを確保する役割を担っています。
今回のお祭りでは、他の役柄のコンクールは無く、唯一このブロファの役柄だけが子ども達の間で競われていました。
※カパタスのコンクールも行われたりはするそうです。
ワンカバンバで私達のマリネラを披露
実は、お祭り期間にマリネラを踊って欲しいとお願いがあり、祭りのイベントの一つだったバレーボールの試合の開会式と、メイン広場の舞台でマリネラを踊ってきました!
自分のルーツの一つでもあるワンカバンバの街の盛大なお祭りでマリネラを踊れるのはとても光栄なことなので快く受け入れました。
最初はバレーボールの開会式のコートで踊ったのですが、真っ昼間のかんかん照りの太陽が降り注ぐコートだったので、衣装で汗だく&標高1900mで息の上がりもはやく、モニカは足の裏をやけどしながら踊るという、全く踊りに集中できない状況でした・・。笑
案の定あまり踊りは上手くいかず・・・。笑
ですが、会場の皆さんには喜んでいただけたようで、暖かい拍手をいただきました。
まさかのアンコールをいただき、少し時間を置いてもう一回踊る事に。さすがにモニカはスニーカーを履いて踊りました。最初よりは上手くいったかな?!笑
参加するはずのバレーボールチームが当日ドタキャンで来なくてチーム数が足りないから指定の時間にイベントを開始できないと言われ、すごい日差しの下でしばらく待機したり、地面が熱すぎてやけどしたり、等々トラブルはありましたが、それも含めて良い思い出になりました!笑
次の日の夜には、様々なイベントを開催しているメイン広場で踊らせて頂きました!
この日は地元の沢山の方々がメイン広場に集まっていて、その皆さんの前で踊れたのはとても良い思い出になりました♪
マリネラはペルー全土で踊られていますが、ワンカバンバではそこまで盛んではなく、めちゃくちゃ喜ばれました!
あと「ワンカバンバ人の息子の日本人がマリネラを踊ってくれます!!」
とアナウンスされたこともあって、見ていた子ども達が「日本語喋って!」「いつか日本に行ってみたいの!」とかを照れながら言ってくれてとても嬉しかった~。
飲んだ後の締めのラーメンならぬ、
締めの「モンドンギート」
お祭り期間で一番盛り上がる土曜日の夜、メイン広場では招待されたサルサバンドによるコンサートが開催され、皆飲んで踊って大盛り上がり。
午前0時前にはメイン広場の隅でブラスバンドがなんとマリネラを演奏していました。
実は、お祭りでは必ず土曜の夜の午前0時前にブラスバンドが広場の四隅でそれぞれマリネラを演奏し、その後花火が始まるのが伝統なんだそうです。
人が多すぎて踊れる感じではありませんでしたが、素敵なマリネラの演奏に感動でした!
マリネラの演奏が終わると、広場で花火が始まりました。
日本のような、遠くから眺める落ち着いた花火鑑賞ではなく、ここは広場で打ち上げ、広場で鑑賞するというワイルドなスタイル。
近っ!うるさ!ちょっと怖!な花火鑑賞でした。
火事の危険とかやけどの危険とか、そんなの気にしねぇ!って感じの花火で、びっくりしました。笑
でも特になにも問題なく、無事終わって、「こんなに近くて意外と大丈夫なんだ・・。」って思いました。笑
日本ではありえないぐらいの距離感で危なっかしい花火でしたが、その分すごく綺麗&迫力満点でした。
花火が終わってからも広場はますます大盛り上がり。
そして元気な人達は、このメインの日は朝まで広場で飲むのが定番なんだそうで、朝方のメイン広場は、潰れたおじちゃんが腹を出して寝てたり、まだ酔っぱらってわいわいしてるおじさん達がいたり、お祭りの思い出たちがあちこちに散らかっていました。笑
そして、夜があけた日曜の早朝に、「モンドンギート」というペルー料理を地元の有名なお店に食べにいきました。
この料理はペルー各地で食べられてはいますが、日曜日の朝に「モンドンギート」を食べるのがワンカバンバの習慣なんです。
このお店に着いたのは朝6時前、まだ空が薄暗い時間でしたが、既にお店の中は満員、飲み明かした人達も含め早朝からひっきりなしに来客していました。このお店のモンドンギートは朝のうちに完売してしまうそうです。
そしてこちらがモンドンギート。
めっちゃボリューミー! 朝なのでコーヒーと一緒に食べます!
父はこの日曜に食べるモンドンギートが大好きで、嬉しそうに早朝から綺麗に平らげていました。
私達はこんな時間にもりもり食べれないので持ち帰り。
お昼ご飯に食べましたが、とっても美味しい!
簡単に説明するとペルー風のモツ煮込みです。
お昼に食べても完食しきれないほどの量でした。笑
その後は、街を見下ろせる丘に登ってみたり
(TikTokでその時の様子を紹介してます♪是非見てね)
モーターショーをみたり(これが結構面白かった)
分かりづらいですが、空中一回転中のバイク。会場はめちゃくちゃ盛り上がってました! |
手を広げて万歳しているのがMCですが、めっちゃ面白い人で バイクスタンドだけじゃなく喋りでも楽しませてくれました!笑 |
こうして、いろいろなイベントを楽しみながら一週間ワンカバンバを満喫した後、トルヒーヨに帰ってきました!
父は、久しぶりのワンカバンバをゆっくり堪能できたようで、家族や友人に会ってとても嬉しそうでした♪
その後、私たちは誰もが知るペルーの有名な観光地に行ったのですが、その様子はまた次回に!
それでは!
- おまけ
ワンカバンバで見かけた綺麗な壁画たち
ラス・ワリンガスとそれに入るビキニ美女、そしてクランデーロ そしてカパタスと天使の戦い |
ワンカバンバの街のアイデンティティを表すような壁画。 ワンカバンバは扇状地の地滑り地形の上にあるため la Ciudad que camina(歩く街)と呼ばれています。 2022年の調査によると年平均1.5cm動いているそうです。 |
ディアブリコスの壁画 著名な舞踏家マーサ・グレアムの「ダンスは魂の隠された言語」 という名言が書いてあります。 個人的に大好きな言葉です。 |
カパタスと天使の戦いの様子を描いた壁画 |
カルメンの聖母の壁画 |
気に入ったらポチっと↓いつも見てくれてありがとう♪
0 comments:
コメントを投稿