以前紹介した、ペルー生まれのペルーを代表するお酒ピスコ(Pisco)
このピスコを使ったカクテルとして最も有名なのがピスコサワーです。
そして2月の第1土曜日は「ピスコサワーの日」なのです!!
さて、ピスコサワーとは一体どんなカクテルなのでしょうか・・・
ピスコサワーは1920年に、首都リマのセントロ地区にあるモリス・バー(Morris Bar)で作られたものが発祥なのだそうです。ピスコサワーを作ったのはこのモリス・バーの主人で、ペルーへ移住したアメリカ人のビクター・モリス(Victor Vaughen Morris)さんという方です。モリスさんは1916年にモリス・バーをリマにオープンしました。
このモリス・バーはリマの上流階級の方々や英語を話す外国人に人気だったようです。
もともと初期のピスコサワーは、ウイスキーサワーのピスコ版として作られ、ピスコにライム果汁と砂糖を入れただけのシンプルなものだったようですが、これがとても美味しいと評判になりました。
その後、このモリス・バーで見習いとして働いていたペルー人のマリオ・ブルーゲット(Mario Bruiget)さんが、卵白や*アンゴスチュラ・ビターズを加えて出すレシピを生み出し、それが現在のピスコサワーのレシピとして知られるようになりました。(*カクテルに苦みをつけるアルコール飲料)
現在では、その美味しさが世界的に認められ、2007年にペルー国立文化研究所によってピスコサワーはペルーの文化遺産と定められ、同時に毎年2月の第1土曜日をピスコ・サワーの日と制定したのです!
文化遺産のカクテル、と聞くと飲んでみたくなってきますよね♪
ではピスコサワーは実際どのように作るのでしょうか・・?
ピスコとキーライム、卵白、シロップ(または砂糖)などをシェーカーで混ぜ、アンゴスチュラビターズで香り付けします。
一般家庭ではシェーカーではなく、同様の材料でミキサーを使って作られることが多いと思います。ビターズの代わりにシナモンパウダーを上に振りかけて香り付けするレシピもあります。
このようにグラスに注いだ後、徐々に滑らかな卵白の層が出来上がります♪
レモンの爽やかさや、ピスコのフルーティーさが引き立っていて、とても飲みやすいカクテルです!
このピスコサワーは、ペルーではお祝い行事に欠かせないお酒です。ペルーでは乾杯用のカクテルとしてピスコサワーが使われることがよくあります。
ペルー生産省のYouTube公式アカウントに、ピスコサワーを作っている動画がありましたのでリンクを載せておきますね♪ますます飲みたくなってきました・・・
実は日本でもピスコサワーが飲めるお店やバーが増えているみたいですよ!
日本でピスコの普及を目的に活動されている「日本ピスコ協会」さんのFacebookページには、ピスコを取り扱っているお店やバーの情報が満載です。ピスコに関するイベント情報も載っていますので、この記事を見てピスコサワーを飲んでみたくなったら、是非検索してみてくださいね♪
¡Feliz Día Del Pisco Sour!
ピスコサワーの日おめでとう!
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