この時期のペルーでは、各地で独立記念日を祝うイベントが行われますが、今年も私たち舞踊団はトルヒーヨにある歴史ある社交クラブ「Club Central」の祝賀会で踊らせていただきました。
ありがたいことに、今回で3年連続の出演になります。
過去2回は、リマからペルー国立舞踊団に所属するぺルーを代表するトップダンサーの方々が来られていて、私たちの舞踊団と交互に踊る形でした。
もともと私たちは、主に国立舞踊団の方々が次の衣装に着替える間のつなぎとして出演するという役割でした。
しかし今回は少し状況が違いました。
本来であれば今年も国立舞踊団の方々が来る予定だったのですが、ちょうどリマでの公演の時期と重なってしまい、来ることができなくなってしまいました。
そのため、今回は私たち舞踊団だけでステージを担当することになりました!
これは嬉しい反面、かなりのプレッシャー…。
今までは「国立舞踊団の方々がメインで、その間を担当する」という形でしたが、今回は最初から最後まで私たちだけ。
Club Centralの祝賀パーティーという大きな舞台で、最初から最後まで自分たちだけでお客さんを楽しませなければいけません。
今回私たちが披露した演目は、
・バルス・ペルアノ|Vals Peruano(ペルーワルツ)
・トロマタ|Toromata
・トンデロ|Tondero
・サマクエカ|Zamacueca
・カポラレス|Caporales
・コントラダンサ|Contradanza
・マリネラ|Marinera
の7曲。
その中で私たち二人が踊ったのは、
・バルス・ペルアノ
・トンデロ
・カポラレス
・マリネラ
の4曲でした。
ペルー独立記念日の舞台に向けた練習の日々
7月はペルーにとって特別な月です。
独立記念日があるため、イベントや公演の依頼が一気に増えます。
私自身も踊りの仕事が増え、さらに普段の舞踊団の練習もあり、その合間をぬって今回のClub Centralのための練習も行いました。
正直、かなり忙しい1ヶ月でした。笑
普段の練習だけでは時間が足りなかったため、別の日に集まって追加練習も行いました。
特に今回は4つの演目を担当し、さらに衣装替えも多かったため、踊りだけではなく全体の流れや時間配分も重要でした。
本番当日の流れ
当日は朝早くに会場近くのホテルに集合。毎年、会場入り前の楽屋としてここのホテルの部屋をいくつか確保してくれています。
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| 男性メンバー |
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| 女性メンバー |
ホテルで皆で一緒に朝食を食べた後、各自ホテルの部屋で衣装の確認やらアイロンがけや、化粧をしたりと、それぞれの時間を過ごした後、昼頃にフォーマルな衣装で会場入り。
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| 会場のパティオで |
毎年このイベントで大変なのが、衣装替えです。
それぞれ、交互に連続で踊らないといけないので、自分が踊らないダンスの間に次の衣装に着替える必要があります。そしてダンスが終わるとすぐに次のダンスが始まるので、本当に時間との勝負です。
そのため、楽屋では全員が自分の次の衣装をすぐ着られるように準備!
踊り終わったら、ゆっくり休む時間はありません…
汗だくの状態で急いで着替え、準備ができたらすぐ次の踊りへ という流れです。笑
この早着替えは失敗すると本当に大変なので、本番前には実際に衣装を着た状態でリハーサルも行い、全員で早着替えの練習もしました。
そのおかげで、本番では大きなトラブルもなく、全員予定通りに舞台へ出ることができました。
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| 本番前に2人で 衣装はバルス・ペルアノ(ペルーワルツ) |
トルヒーヨの名門Club Centralで踊る緊張感
Club Centralはトルヒーヨ中心部にある、とても歴史のある高級社交クラブです。
ペルーでも有数の財界人や著名な方々がメンバーになっている場所で、普段なかなか見ることのできないような雰囲気があります。
そんな場所で踊るということで、毎年ですが本番前の緊張感はかなりあります。笑
舞台はパティオと呼ばれるスペイン風の中庭の中央。
周囲にはテーブルが並んでいて、お客さんとの距離がとても近いです。
そのため、踊っている最中にはお客さん一人ひとりの表情や反応までよく見えます。
今年も会場には、とてもエレガントな服装をされた方々がたくさんいました。
「自分たちとはまた違う世界に住んでいる人たちだなぁ」と、いつも思ってしまいます。笑
でも、そんな皆さんが温かく迎えてくださり、手拍子や歓声、そして大きな拍手で盛り上げてくださいました。
踊っている側としては、その反応が本当に嬉しく、緊張も少しずつ楽しさに変わっていきました。
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| 本番前に全員で |
ペルー伝統舞踊を特別な舞台で踊る喜び
今回の出演は、今までの2回とはまた違った意味で大きな経験になりました。
国立舞踊団の方々がいない中で、自分たちだけで一つの舞台を作り上げるという責任。
そして、忙しい時期の中でもメンバー全員で準備を重ねて、本番を成功させることができたこと。
舞踊団としてまた一つ成長できた舞台だったと思います。
このような形で、踊りながらペルーの独立記念日を祝うのも今年で3回目。
今思うと「どう過ごしてた?」と思い出せないほど毎回バタバタしてますが、充実していて、乗り越えた後はグループのメンバーの仲も深まり、特別な達成感もあります。そして私達日本人が、ペルーの独立記念日を祝うイベントの一員として参加できていることも、とても嬉しく思います!
これからもペルーの文化や伝統舞踊を、こうした素晴らしい場所で多くの方に届けられるように頑張っていきたいと思います。
改めて、出演の機会をくださった皆さん、そして一緒に舞台を作り上げたメンバーのみんなに感謝です。
ありがとうございました!
Felices fiestas patrias
¡Viva el Perú!









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